目次
1、十分な期間続けていますか?
筋トレの効果はいつから現れるものなのかは誰もが気になるところです。
最近の研究ではトレーニング後比較的早い段階から筋肉が太くなはじめていることが確認されているそうですが、見た目でわかるような変化が起こるまでにはやはりそれなりの時間がかかります。少なくとも2~3ヶ月は待つべきでしょう。
この間重量は伸びているのに見た目は変わらないということが起きるかもしれませんが、それは筋肉が増えたというようりもトレーニングの動作に体がなれて上手くウェイトを扱えるようになったという要素が大きいはずです。
残念ならが怪しげなサプリメントやトレーニング器具の宣伝のように「たった2週間で驚きのこのボディに!」みたいなことはまず起きません。地道にトレーニングを続けて効果がでるのを待ちましょう。
ちなみに筋肉は年をとってもトレーニングすればある程度は増えるものなので高齢者だからといってあきらめる必要はありません。
2、効率的な重量と回数でトレーニングしていますか?
筋肉は強いストレスを繰り返し受けることで徐々に太くなっていきます。つまり筋肉を成長させるにはかなり強い負荷を与えてやらなければなりません。
例えば腕立て伏せのように低負荷高回数の筋トレでも筋肉は増えるですが、筋肥大には限界重量の75~80%程度負荷×8~10回程度でトレーニングするのが特に最も効率的だとされています。
ですので筋肉を大きくすることをことを目指すなら自重トレよりもぎりぎり10回できる程度の重量を1セットとしたウェイトトレーニングをおすすめします(セット数は3セットが標準的で、セット間のインターバルは1~3分程度と短めにすると効果的です)。
ただし持久力アップには20~50回で限界を迎える低負荷高回数のトレーニングが効果的で、最大筋力のアップには1~4回で限界をも変える超高負荷低回数のトレーニングも有効です。
3、正確なフォームでトレーニングしてますか?
ウェイトトレーニングを始めるとふつうベンチ100㎏が目標とかスクワット120㎏が目標とかいった感じになりますよね。
それ自体は全然いいことなのですが、早く高重量を挙げたいがためにフォームがいい加減になっていませんか?
乱れたフォームでは目標の筋肉に十分な負荷を与えられないばかりか怪我の原因にもなります。初心者の内は高重量を挙げることよちも正確なフォームで行うことを心がけた方が高い効果が得られると思います。
自分のフォームはなかなかわからないものなので人に見てもらうか動画に撮るなどして時々チェックするのがおすすめです。
4、十分な食事を摂ってますか?
筋トレも運動ですのでそれなりにカロリーを消費します。
消費カロリーが摂取カロリーを上回ると人は痩せていきますが、この時減少するのは脂肪ばかりではありません。放っておけば筋肉も減るのです。
ですから痩せながら筋肉の量を増やすというのはなかなか大変で、ボディービルダーなどは普通脂肪が一緒につく事を覚悟のうえで増量しながら筋肉を増やしその後で脂肪を削ぎ落としていくそうです。
また筋肉が作られる際にはたんぱく質が大量に使われます。運動している人場合体重×2g摂るのがいいとされているので(最近は40-50gで十分とも)食事からこれをとることが難しいときはプロテインを飲むことをおすすめします。
5、やりすぎていませんか?
筋肉を肥大させるには休むことも重要です。毎日ハードな筋トレを続けるとオーバーワークで筋肉が増えるどころか減ってしまう可能性があります。一回トレーニングした部位は最低1日間は休めましょう。
全身を鍛えたい場合は1度に全身をトレーニングするのではなく、例えば、胸と腕を鍛える日、背中と足を鍛える日といった具合にメニューを2分割または3分割すれば続けて筋トレしても同じ部位を連続して使用しないので回復の時間を与えることができます。
まとめ
以上筋トレしてるのに効果がでない時に確認しておきたい5つの事でした。
ということであせらずに効率的な重量と正確なフォームでトレーニングし、十分な栄養と休息をとって効果が表れるのを辛抱強く待ちましょう。