ウェイトトレーニングをする際にベルトを巻いている人がいますよね。
トレーニングベルトとかリフティングベルトとかパワーベルトとか呼ばれるやつです。
こういった感じのやつです。
筋トレ中にこうしたベルトを巻くことにはどんな意味があるのでしょうか。
体感を安定させ怪我を防止する
お腹、ウエスト周りは脊柱しか骨がくかなり自由に動かせるようになっていますが、これは脆いとゆうことでもあるので、耐え切れないような強い負荷がかかると腰に負荷が集中して怪我に繋がります。
そこで外側からベルトを巻くことで腹腔圧を高めて体幹を安定させ怪我を防止しようとゆうのがパワーベルトの主な役割です。
例えばスクワットで動作中に背中が丸まると怪我に繋がりますが、ベルトを締めることである程度防げます。
また腹腔圧が高まることで力を入れやすくなるというメリットもあります。
ベルトが使われるのは主に高重量を扱い腰に大きな負担のかかるウェイトトレーニングで、
が代表的なところです(ベンチプレスの場合は腰を反らせないやり方ならベルトなしでもよいと思います)。
腹圧が高まらなければベルトを巻く意味はあまりありません。なのでベルトを装着する際はかなりきつめに締めるようにする必要があります。(ずっとそのままだと体に悪いのでトレーニングが終わったらすぐに緩めてください)。
初心者はベルトを使う必要はない?
そんなに重い重量を扱うことのビギナーはパワーベルトを使う必要がないという意見があります。
それによると初めの内からパワーベルトを使ってしまうと自分の筋肉でフォームを安定させる力が育たないとされます。
確かにそういう側面はあると思いますし、上級者でもベルトなしでトレーニングする人もいますが、怪我をしては元も子もないので難しいところです。
個人的には過去に怪我をしたことがある方や腰痛持ちの方は軽い重量でも使っておいた方がよいと思います。
100kgを超えるような高重量を扱う場合は基本的に使うべきでしょう。
形としては太さが一定のもの、後ろだけ太くなっているものなどがあり、素材としては本革、フェイクレザー、合成樹脂、ポリエステルなどがあります。また留め方としては普通のピンバックル式やローラーベルトタイプ、マジックテープ式などがあります。
個人的におすすめなのはある程度太さがあるしっかりとした革製の製品です。
腹部の筋肉を鍛えることも怪我防止には重要
パワーベルトは外から強制的に締め付けることで腹圧を高めますが、自分でお腹の筋肉をぐっと引き締めることでも腹腔の体積が減少することによって圧力が高まり同じ効果を得ることができます。
なので、
などはいわば天然の天然のパワーベルトともいえます。
ということでこれらの筋肉を鍛えてパワーベルトに頼らずとも怪我をしにくい体を造り上げましょう。