食後すぐに運動をするはなぜよくないのか

走る、食べる
食べたすぐ後に激しい運動を行うのはよくないというのはよくいわれることですが、食事後の運動はなぜダメなのでしょうか。

食後の運動の危険性

腹痛を起こす

食後に運動して胃がチクチクするような痛みを感じたり脇腹が痛くなった経験を持っている人は多いと思います。
なぜ食後に運動するとお腹が痛くなるのかははっきりとはわかっていませんが、

  • 胃に血液が集中している時に運動をすると血液が足りなくなり、血液の貯蔵機能を持つ脾臓から血液が供給されるが、この時一気に脾臓が縮むため痛みを感じる
  • 食後すぐに運動するとガスが大量に発生し腸管内壁や横隔膜を圧迫することで腹痛が起こる
  • 肝臓に過剰な負担がかかるため

などの説があります。
いずれにせよ食後に運動すると腹痛を感じる人が多いことは事実で、有効な対処法は見つかっていません。

消化不良を起こす

食後は消化管と活動が活発になりますが、運動を行うとノルアドレナリンが分泌され交感神経が優位となり、その結果消化管の働きが抑えられてしまい消化不良を起こすことがあります。場合によってはこれにより下痢になることもあるので注意が必要です

逆流性食道炎

逆流性食道炎とは胃酸が逆流することで食道が炎症を起こすことで、

  • 胸やけ
  • むかつき
  • 吐き気

などの症状を起こします。
胃酸の分泌が多くなっているときに運動によって腹部が圧迫されると逆流が起こることがあります。腹筋運動なんかは特にやめておいた方がよいのかもしれません。

アレルギー反応を起こすことがある

これは誰にでも起こる可能性があるという訳ではなく、元々そういった性質を持った人のみ起こる可能性があることですが、食物依存性運動誘発アナフィラキシーと呼ばれる疾患があり、特定の食べ物を食べた後すぐに運動を行うとアレルギー反応により蕁麻疹がでたりすることがあります。

食後の運動はダイエットに効果的?

食後に運動するとダイエットにいいとされることがあります。
食事をすると血糖値が上昇し脂肪を蓄積する働きもあるインスリンが分泌されますが、糖は運動時のエネルギー源となりますので、食事の後早い内に運動すれば、血糖値急激な上昇を抑えられるとされます。

確かにその可能性はありますが、血糖、血中脂肪が充足した状態で運動してもこれらがエネルギー源として使用されるため蓄積されている脂肪を燃焼させる効果は薄くなってしまいます。

また糖を効率的に利用させたいなら有酸素運動よりも筋トレの方がおすすめです。

どのぐらい時間を空ければ運動してオーケーか

食後何時間後ぐらいから運動してもいいのかは難しいところです。

一般的には最低30分、できれば1時間は安静にしていた方がいいとされます。

ただその人の体質やどういったものを食べたのかによっても違ってくるはずです。

おやつにバナナを食べたとかその程度だったらすぐに運動しても問題はないでしょう。

ということで満腹で運動するのはよくないのですが、空腹時に運動するのも筋肉の分解を招く可能性があり余りよくありません。ダイエット目的以外で運動を行う場合はある程度腹が満たされた状態で行ってた方がよいでしょう。

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