これから露出の増える夏に向けてダイエットや筋トレを始めようと思っている人も多いかもしれません。しかしそうした人の中で数ヶ月後もトレーニングを続けている人は稀なのではないでしょうか。今では筋トレをすることが習慣となっている私も過去には短期間で挫折してしまったことが何回もあります。もし挫折してしまう原因がわかれば長く続けるコツが見つかるかもしれません。ということで筋トレやダイエットが続かない理由を考えてみました。
見通しが甘い
よく通信販売のダイエット器具などで「たった2週間で理想のボディに!」みたいな宣伝がなされていますが、筋トレにしろダイエットにしろ効果が実感できるまでにはそれなりの時間がかかるのが普通です。少なくとも半年はかかると考えてよいでしょう。
確かに俳優などが役作りのために数ヶ月で驚くほど体型を変化させることがありますが、あれはプロが食事からトレーニングまでしっかりと指導しているから可能なのであって普通に働いている人が再現するのはかなり困難です。
トレーニングを始める前に短い期間で効果がでるものと思い込んでいるとそれが実現しなかった時にアッというまに心が折れて挫折してしまう可能性があります。
気合が入りすぎている
気合が入っているのはいいことだと思われるかもしれませんが、意気込みすぎなのも危険パターンだと思います。
というのもやる気に満ち溢れる余りいきなりかなりハードなメニューを考えてしまいがちだからです。
最初の1週間はキツいメニューでもそのやる気ゆえこなすことが可能でしょう。しかし、数週間たつとどうでしょうか。体調が悪い日もどうしてもモチベーションが上がらない日もあるでしょう。
そうなると気合が入りまくりの時に考えたハードなメニューをこなすのはだんだん難しくなってきます。一度崩れれば後は転げ落ちるばかり。いつの間にか何もしなくなっているという訳です。
目標、課題設定が明確でない
いきなり過大な目標を設定してしまい実現できずやる気を喪失してしまうというパターンもありますが、目標を全く決めないというのもよくないおもいます。
目標がないということはよくできたのかできなかったのかを測る基準がないということです。このような状態では張り合いがありませんし、達成感は得られません。
今日は疲れているからこのトレーニングはいっか…などといってだんだんいい加減になっていく危険性が高いと思われます。
とにかく続けよう!
とにかく地道にコツコツと続けていればいつか効果が実感できる日がくるはずです。
あせらぬように、はしゃがぬように、似合わぬことは無理をせずできることを淡々とこなしていきましょう。